下見

 来週火曜日に小学校で七草粥の授業をおこなうので、その下見に行ってきた。この小学校ではこれまでに七草粥の授業はやったことがない。
 下見のためにあるいてみたところ、ナズナハコベハハコグサはそれなりに見つかったが、セリとコオニタビラコがみあたらなかった。まあ構わない。かならず必要というわけでもないので。なんでないのか。どうもこのあたりの田畑はあまり粘土質ではなく、かなり砂質である。湿田のような環境がほとんどみあたらない。池畔をみても、マサ土が流入して堆積している。セリは、水田や土水路で、土壌がねばっこいところに多いような印象がある。コオニタビラコはねばっこく、かつ、びしょびしょじゃない水田によくいるような気がする(気がするレベル)。そういう田んぼが見当たらないので、セリとコオニタビラコがないのかなと妄想した。しらんけど。
 淡路島では、粘土質の地域と砂質の地域があって、粘土質の地域はコメがおいしくて、砂質の地域は玉ねぎがおいしいという。なるほど、タマネギ産地の三原平野はさらさらの砂質土壌。